Ubuntu の console にIPアドレスを表示する
私はUbuntuへは sshで接続する事が殆んどで X をインストールしない事も多い。sshで接続する時に IP アドレスを調べる為に console から login して調べる事も多々あり、console に IPアドレスを表示できないもんかと調べたで設定した経緯がある。
このような設定はインストール直後の一度しか行なわない為、だいたいが忘却の彼方なのだ。そして、数年後に同じ問題にぶちあたってしまう。
元々は何方かが書いた記事を参考にして設定したのですが、何故か今回はその記事を見付けられなかった。そんなわけで備忘録として書いておく事にした。数年後に見るかもしれないので。もっとも数年後は別の問題が発生している可能性もあるが…(ネットワークインターフェースのスクリプトの場所が変ってるとかね…)
Console に表示される内容
Console に表示される内容は
/etc/issue
に記載されている。例えば、私の環境の場合は
Ubuntu 18.04.5 LTS \n \l
といった内容になっている。このファイルにIPアドレスを記載すればconsoleに表示される。
どのタイミングで追記するか
DHCPでIPアドレスを取得している場合は、動的にこのファイル(/etc/issue)を更新する必要がある。元々のファイルを
/etc/issue.org
というファイルに待避しておき、必要なタイミングで複写してIPアドレスの情報を追記する方式とします。前準備として
sudo cp /etc/issue /etc/issue.org
でオリジナルファイルのコピーを作成しておきます。そしてネットワークインターフェースがアップしたタイミングでこのファイルにIPアドレスを追記します。ネットワークインターフェースがアップしたタイミングで実行されるスクリプトは
/etc/network/if-up.d/
に存在します。このディレクトリに適当なファイル名でスクリプトファイルを作成しておきます。私の場合はファイル名は /etc/network/if-up.d/show-ip で、現在の内容は以下の通りです。
#!/bin/sh cp /etc/issue.org /etc/issue echo 'IP addresses: '$(hostname -I)' ' >> /etc/issue
勿論、実行権限の付与を忘れずに。
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(追記)
現在は以下の方法に変更しています。
Emacs26 で SDIC が動かなくなった
以前から薄々気がついていたが、Emacs26 になってから SDIC が動作しなくなった。起動すると以下のメッセージが出力されて動作しない。
autoload-do-load: Symbol’s value as variable is void: default-fill-column
ググッてみたら、あっさり、見付かりました。
Emacs26 から default-* の変数がなくなったとの事。上記のページとは少し対応方法が異なりますが、変数が定義されていなかったら定義するという方向で修正。
(if (not (boundp 'default-fill-column)) (setq default-fill-column (default-value 'fill-column)))
org-html-export-as-html で Symbol's function definition is void: apropos-macrop
htmlを一々書くのが面倒になってきたので、org-modeでテキストで記述したファイルをexportする方法を試してみた。org-ascii-export-as-ascii は問題なく動作していたのだが、org-html-export-as-html を実行したところ、以下のエラーが発生。
Symbol's function definition is void: apropos-macrop
軽くグぐって見たところ、以下のページがヒットした。
ようするに css-mode はもう要らないのでアンインストールせよとの事。対象ファイルを削除したところ、正常に動作するようになった。
今更 string-to-int が廃止されていた事を知った
emacsを25から26へVersion upし、起動したら、以下のエラーが出力された。
Symbol's function definition is void: string-to-int
エラーの発生箇所は自分で書いた init.el っぽい。で、エラーになった init.el を確認したところ
(>= (string-to-int emacs-version) 21)
う~む。string-to-int 関数は emacs26で廃止されたようだ。どうでも、良いけど、emacsのVersionによって処理を分岐させていたんだね。
閑話休題
emacs25で
(describe-function 'string-to-int) してみたら
string-to-int is an alias for ‘string-to-number’ in ‘subr.el’. (string-to-int STRING &optional BASE) This function is obsolete since 22.1; use ‘string-to-number’ instead.
なんと、22.1から string-to-number の alias だったらしい。そんなわけで、emacs25で確認したみたら…
(string-to-number "1.23") 1.23 (string-to-int "1.23") 1.23
なんと、全然 int になっていないし。っという事で、件のコードは単純に以下のコードに置き換える事ができる。
(>= (string-to-number emacs-version) 21)
そして、より正確に書くなら、小数点以下を切り捨てるように
(>= (floor (string-to-number emacs-version)) 21)
と書くべきか。上記の例の場合は結果は変らないけど。
(defun string-to-int (string &optional base) (floor (string-to-number string base)))
を定義しておこうかな。私は string-to-int を多用していたので。
Emacs26になって、少し速くなったような気がする。速くっていうより、固まらなくなったと言った方が正しいかな。
水戻し(水漬け)パスタに向いているパスタ
水戻し(水漬け)パスタとは
水戻しパスタとか水漬けパスタと呼ばれる調理法があります。読んで字の如し、パスタを水に漬けておいて、調理時間を短くする調理方法です。ネットで検索してみると、作り方は沢山見付かると思うので、ここでは、あまり詳しくは説明しません。
…と書いておきながら、簡単に説明します。
あ、私の場合は、基本的にアウトドアです。なので目的は
- 時短
- パスタを茹でたお湯の処理が不要
という事です。
私の場合の作り方は、焼酎のボトルにパスタ100グラムを半分に折って入れます。そして、水を入れて、そのまま運びます。
現地では、運んできた水戻しパスタをフライパンに入れて、そのまま加熱します。パスタの色が変ったら、お好みのソースを入れて、火を止めて完成です。パスタの色が変ったら、基本的に、あとは余熱で大丈夫です(茹で時間が長いパスタは少し長めに茹でた方が良いです)。
何点か過去に作った時の写真を載せておきます。
パスタは何でも良いのか
水戻しパスタはどんなパスタでも良いのかというと、実はそんな事はありません。
- 早茹でパスタ(そもそも早茹でなんだから水戻しする必要がない)
- 茹で時間が概5分未満のパスタ
といったパスタは水戻しには向いていません(向いていない事が多いです)。「蕎麦がき」ならぬ、「パスタがき」みたいになってしまいます。要するにパスタが溶けてしまうのです。マズいかと言うと、ちょっと違うのですが、とにかくパスタではない物になってしまうのです。
でも、食べていると美味しく感じては来るんですよね。
水戻しに向いているパスタ
水戻しに向いているというより、水戻ししても大丈夫なパスタと言った方が良いかもしれません。私が過去に食べた中で、問題なかったパスタを何点か備忘録として記載しておきます。
水に漬ける時間ですが、基本的には2時間以上で一晩漬けておいても大丈夫な物です。
日清フーズ マ・マー スパゲティ
これは定番ですね。私は茹で時間が7分以上の物を使う事が多いです。
はごろも ポポロスパ
たまたま家にあったので使ってみたのですが、問題ありませんでした。
ディベッラ(Divella) No.9 (1.55mm)
このパスタは近所のスーパで安く売っています(1kgで200円未満)。茹で時間が6分となっていますが、そもそも普通に茹でても6分だと足りないような気がします。
TOPVALU スパゲッティ 1.6mm
茹で時間が7分以上のものを使う事が多いです。これも、たまたま家にあったので使ってみたのですが、問題ありませんでした。
ファミリーマート スパゲッティ 1.6mm
コンビニのパスタは茹で時間が5分以下の物が多いのですが、このパスタは大丈夫でした。
Barilla (バリラ) 1.8mm 9分
イオンで購入。水戻ししても全く問題ありませんでした。
ボルカノ スパゲットーニ 2.2mm
近所のスーパー(フードワン)で発見しました。2.2mmという太さで茹で時間は15分です。このパスタは水戻した後に茹でる時に少し長めに茹でた方が良いです。茹で時間7分程度のパスタの場合は色が戻ったら、そこで火を止めても大丈夫ですが、このパスタは色が戻っても茹で足りないような気がします。
水戻しには微妙なパスタ
早茹でタイプや茹で時間が5分以下のパスタは水戻しに向いていないのですが、やや微妙なタイプもあります。
グラノーロ(granoro) No.14 1.6mm 6min
茹で時間6分は微妙なラインなのですが、このパスタは、やや向いていないように感じました。乳化は良い感じなのですが、やや戻り過ぎているように感じました。ただ、自宅で2時間程度の水戻しで食べる分にはとても美味しく頂けました。山行等で長く漬けた状態になる場合はお勧めできないです。